資格試験と通訳

通訳になるには別段資格などは必要としませんが、客観的に自分の通訳レベルを判定できる資格は、今後益々グローバル化していくビジネスシーンにおいて欠かせない存在です。

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通訳を目指す

通訳を目指したいけど、どんな資格があるのかよくわからない、という方のために通訳に関する資格試験情報を集めてみました。

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通訳案内士国家試験

「通訳案内士」というのは、日本を旅行などで訪れる外国人に付き添って、外国語で日本国内を案内するのが主な仕事になります。通訳案内士の資格を取得するためには、国土交通大臣が実施する国家試験に合格するのが条件となります。英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、朝鮮語の9ヶ国語から1ヶ国語を選択して受験することになりますが、受験する資格には特に制限がありませんから誰でも受験することができます。「通訳案内士国家試験」は、1次試験と2次試験に分かれています。1次試験では選択した外国語に関する記述式試験と、日本の地理、歴史、一般常識を問うマークシート方式の試験が行われ、2次試験では口述試験が実施されます。合格率は6%前後で、難関の国家資格のうちの一つといってもいいでしょう。

通訳技能検定試験

「通訳技能検定試験」は、通訳者の技術力と語学力を客観的に審査する試験としておこなわれています。「通訳技能検定試験」は、通訳(1級・2級)とボランティア通訳技能検定(VA級・VB級)があって、通訳は政治や経済問題が中心に出題されて、ボランティア通訳は社会・文化問題を中心に出題されるのが試験の特徴です。高度な語学力、知識やスピードは当然必要とされますが、通訳時に臨機応変にフレキシブルに対応できる能力も要求される難易度の高い試験となっています。取得が非常に難しい資格試験となっていますから、資格取得後の評価はかなり高いようです。

JTF(ほんやく検定)

「JTF(ほんやく検定)」は、実際の翻訳の現場でどの程度翻訳力が通用するかを判断するための試験です。1級から5級まで分けられていて、実用レベルとしての試験は1〜3級、基礎語学能力や翻訳のセンスの有無を判断する基礎レベルとして4・5級の各試験が行なわれます。翻訳者というのは、その言語を原文の内容そのままで、しかも文体が適切であるだけでなく、それぞれ翻訳依頼者の目的に合わせた柔軟な翻訳ができる技量が求められますから、どの級の試験も実際に翻訳の仕事のシミュレーションとなるような試験問題となっています。

ビジネス通訳検定

「ビジネス通訳検定」は、ビジネス業務へのマッチングをはかるための通訳者の技量やビジネス知識の程度を認定する試験で、筆記・逐次通訳の試験と、同時通訳の2つの試験からなっています。1級、2級、3級、準3級、4級の5段階に分けられていて、1級レベルになると、同時通訳に対応できて、自分に経験のない業界や業種の通訳にも受難に対応して、社内全体の会議などの重要なポジションでの業務を任される非常に高いレベルです。