テニス肘に苦しんでいる人は意外に多いようです。テニス肘の発生原因や治療法、サポーターやテーピングを使ったリハビリ方法などを紹介。
テニス肘になってしまったら、絶対に無理はしないでしばらくはプレーを控えるようしましょう。テニス肘が治ればテニスはいつでも楽しめますからね。
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テニス肘というのは、その名前の通りにテニスをする人に発生しやすい肘の痛みを伴う症状のことを指します。テニス肘という名前ですが、テニスに限らず肘を酷使したりするようなスポーツや動きでも起こる可能性のある症状です。極端な例を上げてみると、雪の多い地方で冬場に行なわれる雪かきなどでも肘を痛めてテニス肘と同様の症状を発症することがあります。
テニス肘は、上腕骨外側上顆部(肘の外側)、または上腕骨内側顆部(肘の内側)に痛みや圧痛といった症状が発生します。肘の外側に痛みが発生するのを「バックハンドテニス肘」、肘の内側に痛みが発生するのを「フォアハンドテニス肘」と呼ぶようです。一般的なテニス肘は、肘の外側に痛みが出る「バックハンドテニス肘」で、肘の内側に痛みが出る「フォアハンドテニス肘」は稀なようです。
若い人よりは高齢者、男性よりは女性にテニス肘を発症する人が多いようです。健康のためにと更年期の女性が友達と誘い合ってテニス教室に通うことは、日常的によくありそうですが、そういう場合にテニス肘を発症してしまうケースがあるようです。やはり筋肉量の少ない、多少ふっくらしてきているような女性が、普段使っていない筋肉を駆使してボールを打ち返していると、どうしても無理が生じてしまうのでしょう。
テニス肘はテニスの上手、下手に無関係に発症しますが、なるべく軽めでガットの張りがそれほど強くないラケットを使って、できる限り肘に負担をかけないようなプレーをすることがテニス肘の防止に役立ちます。また、楽しいからといっていきなり長時間にわたってプレーするのはやめましょう。1回のプレー時間の目安としては2時間ぐらいがいいでしょう。2時間続けてテニスをするのではなく、適度に休憩を挟みながら肘に負担をかけないように注意しましょう。
また、肘に強い衝撃が加わればテニス肘を発症してしまう可能性が高くなりますから、ボールを打ち返す力がそれほど強くない相手を選んでプレーすることも大事です。相手のボールがそれほど強くないからといって、もちろん力いっぱい打ち返していては何にもなりませんから、ボールを打ち返す際にも注意しましょう。
もし、テニス肘になってしまった場合には、どんな治療方法がいいのでしょう。一般的な治療方法としては、医者へ行って処方される内服薬や外用薬を飲むのが一番でしょう。多少痛みが弱まってきたなら肘周りのストレッチをしたり、筋力を強化したりしてリハビリをおこなうといいでしょう。日常生活でのちょっとした動作でも肘に痛みが出る場合には、サポーターを付けたり、テーピングを巻いたりして肘周りの動きに制限を与えてやることも有効です。